はいどうも。
中古住宅を購入、最低限のリフォームを済ませ引っ越ししましたが、元々使ってたダイキンエアコンも、自分で外して持ってきました。
取り付けは業者にお願いするとして、6年ほど使ってきたので、それなりに汚れが蓄積してます。取付状態のままで掃除は何度かしましたが、ロールファン(シロッコファン)本体の汚れはなかなか取れません。
そこで取り外したのを機に、オーバーホールして徹底的に掃除したいと思います。早速、ネットで分解手順や構造の情報を探しましたが、なかなかありません。やっと見つけたと思ったら有料動画だったり、、、、
仕方ないので、手探りで分解して行きます。型番情報としては以下の通りですが、 型番を調べたら、エディオンのオリジナルモデルのようですね。
・ダイキンエアコン:ATE22SSE3-W(室外機:ARE22SS)
まずは室外機につながる3芯ケーブルを外します。カバーのネジをはずし、写真の白いボタン部分を押さえて、赤白黒の3芯を引っ張れば外れます。
次に、パネルやフラップ類を外します。
嵌め込まれてるだけなので、慎重にやれば簡単に外せます。
ストリーマ?ユニットも外します。はめ込みの部品を外したら、外装カバーの固定ネジを3か所、外します。
ネジが外れたら、上背面部に3か所爪があるので外します。室内機単体であれば簡単に作業できますが、壁に取り付けたままだと、このツメ部を外すにはある程度上部に空間が必要になりますね。
次に背面部の配管のサポート材を外します。
2ヵ所の爪で嵌ってるだけです。これが外れたら熱交換器(フィン部分)を外しにかかります。
左側のホルダーは、熱交換器本体と固定されているため、ホルダーごと外します。また、熱交換器に固定されてるアースと温度センサーを外しておきます。右側のホルダーは熱交換器と爪嵌合しています。
ここはちょっと分かり難いのと、熱交換器のフィンを痛める恐れがあるので慎重に。ツメ部は熱交換器のてっぺん側面、写真赤丸部に見える部分に、内側から出ているので、内側(左方向)へ押し込めば外れます。
もう一か所は爪でなく、スライド部で嵌っているので、熱交換器を上に持ち上げるようにスライドさせれば、熱交換器部が単独で外れます。もちろん、配管部は溶接されていますので配管部も一緒に。
ダイキンエアコンの場合、取付状態でも熱交換器をずらして、中のロールファンを取り出せるモデルもありますが、このモデルは完全に熱交換器を取り外さないと、ロールファンが外せません。
このモデルは、ロールファンの軸が左側に固定されてます。なのでファンを右側に引き抜くように外す必要がありますが、右側はモータと熱交換気ホルダーで固定されてますので、これを外します。(上の写真は左右が入れ替わってましたw)
ホルダーはネジ1本外して、持ち上げるようにすれば外れます。
熱交換器とホルダーはこんな感じで嵌合しています。
次にモーターを外しにかかります。
ロールファンモータは右側電源ユニットにつながっているので、コネクタを外します。また、ルーバー可動のステッピングモータもここにコネクタがあるので、これも外しておきます。せっかくなので、本体基部も丸洗いすべく、ステッピングモータ、室外機3芯コネクタも外します。
ここまで外せば、電源ユニットも取り外せます。
続いて、ステッピングモータとファンモータを外します。
これでようやくロールファンが外れます。ここまで分解品と外れないので、なかなか大変です、、、、
ドレンホースを外します。クリップで止まっているだけなので、クリップを外せば簡単に引き抜けます。
ほい。これで全バラ完了です。ロールファンはホコリとカビの蓄積がヤバいので、洗浄液に漬け置きした後、ブラシでガシガシ洗い流します。熱交換器はフィンを痛めないように、表裏からしっかり掃除します。
ドレンパンの発砲スチロール部は、熱カシメられてて外せないみたいですね。他社製品はここまでバラさなくてもドレンパンは外せるらしいのですが。。。
ドレンパンやバックドレンにカビや汚れが蓄積しているので、しっかり丸洗いしましょう。
一通り掃除してしっかり乾燥させたら、逆の手順で組み立てます。
ちなみにバックドレンはここです。背面から見ると、画面右下に向かって下がっている部分がありますが、右端部分は前面のドレンパンにつながってます
本体カバー内にある電気配線図です。分解清掃するだけなら電気配線の情報は特に必要ありませんが、情報として記録しておきます。
下部に表示されている型番情報です。
ふう、なかなか良い勉強になりました。本製品はお掃除ユニットとかついていない、シンプルな構造のモデルですが、本当にシンプルでビックリしました。
家には他にもエアコンが何台かあるので、機会があれば他のモデルも分解清掃してみたいと思います。
それでわ!!